解説 フレームワークとは（BNS 補助資料 サーバ編3）

• フレームワークは、特定の領域のソフトウェアの開発を 効率的に進めるために用意されたツールと部品のセット。
  • 単なるクラスライブラリの集合体ではなく、クラスの選択や開発手順も含めて開発者を導いていくスタイルで開発支援を行おうとするもの。
  • Railsの場合は右図のようなソフトウェアの集合体になっている（よくも悪くも複雑な構成になる）。
• Webアプリケーションの分野は技術を複雑に組み合わせる 必要があるため、このフレームワークを活用した開発が広く使われている。

Rails について

• Railsは MVCモデルに基づく

• この種のフレームワークは、それぞれの開発言語ごとに作られている。

  • Rubyでは（Rails以外に）Sinatra
  • Pythonでは django が有名
  • JavaScriptでは　Express.js がコアとして使われる。

  など、言語名と「フレームワーク」をキーワードに検索してみるといい。

• サポートされる機能の幅広さによって、「フルスタックフレームワーク」、「軽量フレームワーク」などのように分類される。

  

  • Railsは前者に入る

• 全体像は、たとえばこのサイトにまとまっている。（Wikipedia 解説も参照されたい）

• この種のWebフレームワークが普及するきっかけになったのがRailsであり、 Railsはフレームワークの世界での事実上の標準となっている。